正しいか否か
プロジェクトを進めるに当たり会議は付き物だが、異論が唱えられた場合持論を押し通す前に相手の意見を精査することが重要となってくる。どちらが正しいか否かはこの時点では不明確であろうが、異論の中には重要な問題が隠されていることも多く、そこに聞く耳を持つ余裕が欲しいものである。案件が右往左往した場合の最終的決断はプロジェクトマネージャに託されるのであるが、数多の意見を取り込んで導き出した結論にメンバーは一丸となって進めねばならないのであるから、その英断はメンバーの心のうちとは一段違ったところになるのだろう。しかしそれでこそプロジェクトマネージャとしての責務を全うしたことになり、また決断には責任も付随してくるのである。
難解な問題が起こる
たとえば進捗率が80%の報告を受けたプロジェクトマネージャがいたとする。納期もまだあるし進みから言えば問題ないと安堵する前に、80%の根拠を追求しなくてはならない。残り20%も残っているのであるから、それが進まなければどうにもならないからだ。メンバーにその内容と今後の推移についての議論を尽くさねばならないだろう。メンバーからの報告と言うものは若干甘めにされることが多い。だからプロジェクトマネージャはそれを鑑み進捗を知らねばならない。残りの分野に難解な問題が起こるとも限らないプロジェクトにおいて、本来は辛目に精査せねばならない立場であることも重々承知しておいた方がよいだろう。